晴れ。本流は南西の風弱め。
南東向きの斜面には様々な向きから弱い風が入る。良い風を選びながら練習
練習生は50代男性2名。中段滑空練習。
2人ともテイクオフは上手ですが、傾きの修正が遅れることが多いようです。
こうなる原因はいくつかありますが、対策その1は飛ぶ前にコースを想定する「フライトプラン」。離陸しようとして構えると、誰でも「この風なら飛べるかな」としか考えなくなります。飛んだ後のことは頭から抜けてしまいがちです。飛ぶ前に、「今のこの風ならどの辺で地面から脚が離れそうだ、どういうコースをたどって、どの辺に降りよう」と想定しておくことが大事です。飛んでいる最中は「飛行機乗りの3割頭」といって、地面にいるときの3割くらいのことしか考えられません。
その2、高さがあるうちに対処する。ハンググライダーの離陸には集中力を要するので、地面から脚が離れた瞬間に安心してしまいがちです。地面に近付くとハンググライダーは進路変更ができなくなります。なぜなら、進路を変えるために機体を傾けたら翼端が地面に当たってしまうから。特に練習場のように最初から地面近くを飛ぶ場合、最も安全かつ確実に進路を変えられるのは、一番高度があるとき、すなわち離陸直後です。
浮いても安心せず、高さのあるうちにコース修正することを重点練習した結果、最後には狙い通りの直線飛行ができるようになりました。練習の成果も良かったのですが、昼休みに同世代談義ができたのが嬉しかったですね。中高生のころリアルタイムで聞いていた音楽が大体同じで、「ポリス」「デュランデュラン」「TOTO」「a-ha」「俺はもう少し前の時代も。イーグルス好きでした」「俺も!」
このページの最後に練習のダイジェスト動画を載せます。3:35からの2本はインストラクターのお手本です。
この日の注目ポイントはもう二つあります。
・横の修正をするときは引きながら。横にとられるときは、機体の先端(ノーズ)が上を向いて速度が落ちていることが多いです。速度が落ちていると操縦の効きも悪いので、少し引いて速度を付けて修正操作をすると効果的。
・フレアーをかけるコツ
1.顔を上げておく。首と肩の筋肉は連動しているので、下を向いていると腕が上に伸びない。何も持たずに「バンザイ」をしてみてください。顔を上げているときと、下を向いているときで、腕の伸びが違うのがわかると思います。
2.手は開いておく。手を握っていると手首の筋肉が縮むので腕が伸びきらない。
3.上に向かって押す。腕をまっすぐ伸ばすと、上に向いてくれればいいが、前に押してしまうとフレアーがかからない。上に押すためには、ひじを曲げたまま肩の回転運動で押し始める。それから腕を伸ばす。

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